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1. この料理のポイントはなんといってもツボ抜き。ここで皮を破らないように。特に背の皮が破れやすいのでナイフの先でこそげるように少しずつはいでいきましょう。
2. ファルスは好みで粗挽きにしたり、細かく挽いたりしてください。脂質が3割くらいあるほうがジューシーで美味しいです。
3. 今回のようなポルト酒を使った甘みの強いソースの場合、酸味を隠し味に使うと甘さに切れが加わり味が引き立ちます。今回は赤ワイン酢とバルサミコ酢を使いました。時間がたって酸味がぼやけてきたら、仕上げに再度少量の酢を加えて調整してみてください。


スペイン産 カイユP.A.C.(ウズラ丸 頭無 モツ抜)

 家きんでありながらジビエっぽい風味をもつウズラは、片手の平にのるほどの小さなサイズのため一人前で1羽まるごと使用でき、豪華な演出ができるのも魅力です。 

 今回はスペイン産の丸を使ってツボ抜きにする方法を紹介しました。飼育日数が32日前後と、フランス産のものより短めで小ぶりですが、その分やわらかく味もよいのが特徴です。

 スペインではウズラは小さいほうが需要が高いのだとか。ツボ抜きは大変ですが、きれいに下処理がされているので扱いやすかったです。

 また、ツボ抜き処理後の便利な規格もあるので手間を省きたい場合はそちらを利用するのもよいと思います。

 
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ジビエの山ウズラ

 飼育されたウズラは「カイユ/caille」と呼びますが、野生のウズラは「山ウズラ/ペルドロー/perdreau」と呼ばれています。

 ジビエの季節になると野性味の強い「ペルドロー・グリ/ perdreau gris(灰色) 」と、少し大きめで、味が少し淡白な「ペルドロー・ルージュ/perdreau rouge(赤)」がレストランのメニューに 続きを読む


菊芋はスーパーフード!

 今回の料理の付け合わせで紹介した「菊芋(トピナンブール)のコンフィ」は昔ロンドンのレストラン、ガヴロッシュでフォアグラの付け合わせとして出していた作り方です。

 見かけは土生姜ような菊芋ですが、ロンドンではよく見かけます。中華料理店の野菜炒めの中にも入ってます。最初「くわい」かなと思ったのですが、シャキシャキしてるのでちょっと違う…。

 菊芋の原産は 続きを読む

ぬいぐるみ状態…ツボ抜き

 今回のレシピで久しぶりに「ツボ抜き」をしました。何年ぶりでしょう?

 手間と技術は必要ですが、コツをつかめば意外と手早くできます。鶏など大きなものでも同じように可能で、ツボ抜きで料理のレパートリーが広がるのを再確認しました。

 今日この頃、急激な人手不足で時短、簡素化などが話題になっています。このような料理は時代に合わなくなり消滅するのでしょうか?

そう言えば、ニジマスなどを
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